原題
Pembrolizumab or placebo with chemoradiotherapy followed by pembrolizumab or placebo for newly diagnosed, high-risk, locally advanced cervical cancer (ENGOT-cx11/GOG-3047/KEYNOTE-A18): overall survival results from a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 3 trial.
背景:第3相ENGOT-cx11/GOG-3047/KEYNOTE-A18試験では、局所進行子宮頸癌患者を対象に化学放射線療法と併用したペムブロリズマブが評価され、最初の中間解析で無増悪生存期間の有意な改善が示された。本報告では全生存期間に焦点を当てている。
方法:1060人の高リスク患者を、化学放射線療法を伴うペムブロリズマブまたはプラセボに無作為に割り付けた。主要評価項目は、無増悪生存期間および全生存期間であった。
結果:追跡期間中央値29.9ヶ月間で、36ヶ月全生存率は、ペムブロリズマブ群で82.6%であったのに対し、プラセボ群では74.8%であった(ハザード比0.67、p=0.0040)。
結論:ペムブロリズマブ+化学放射線療法は全生存期間を有意に改善し、この患者集団に対する新たな標準治療として提案されている。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)01808-7
PMID: 39288779
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