原題
Sintilimab combined with bevacizumab in relapsed or persistent ovarian clear cell carcinoma (INOVA): a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:卵巣明細胞癌は二次化学療法への反応が限られており、再発症例におけるシンチリマブとベバシズマブの研究を促している。
方法:第2相INOVA試験では、中国の8つの病院から患者を登録し、3週間ごとにシンチリマブ(200 mg)およびベバシズマブ(15 mg/kg)を投与した。主要評価項目は客観的奏効率であった。
結果:治療を受けた41人の患者のうち、15人(40.5%)が客観的反応を示し、5人が完全反応、10人が部分反応であった。有害事象はほとんどがグレード1~2であり、3人の患者がグレード3の事象を経験した。
結論:併用療法は有望な有効性と管理可能な安全性を示し、標準化学療法に対するその可能性を評価するためにさらなる無作為化研究を必要とした。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00437-6
PMID: 39276785
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