原題
Diagnostic Accuracy of [(18)F]FDG PET/MRI in Head and Neck Squamous Cell Carcinoma: A Systematic Review and Metaanalysis.
背景:本研究では、系統的レビューとメタ解析を通して、頭頚部扁平上皮癌(HNSCC)の診断におけるPET/MRIの有効性を評価した。
方法:PubMedおよびScopusの系統的検索により、PET/MRIの診断精度に焦点を当てた638人の患者を対象とした15件の研究が特定されたが、非ハイブリッド研究および10人未満の患者を対象とした研究は除外された。
結果:12件の研究のメタアナリシスにより、一次評価では93%および95%、局所領域評価では93%および96%、リンパ節疾患の検出では89%および98%の統合された有病正診率および無病正診率が明らかにされた。
結論:PET/MRIは、統計的に有意ではないが、他のモダリティよりもわずかに良好な精度で、原発、局所領域、およびリンパ節のHNSCCを同定する優れた可能性を示している。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268049
PMID: 39266291
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