原題
Brachial plexopathy following stereotactic body radiation therapy in apical lung malignancies: A dosimetric pooled analysis of individual patient data.
背景:本研究は、肺尖部悪性腫瘍に対して体幹部定位放射線治療(SBRT)を受ける患者において、グレード2以上の腕神経叢障害のリスクを低減するために、腕神経叢に対する線量測定上の制約を確立することを目的とした。
方法:SBRTを受けた349人の患者からのデータを分析し、確立されたガイドラインに従って腕神経叢を描写した。関連する線量測定パラメータおよび腕神経叢障害のグレードは、正常組織合併症確率(NTCP)モデルを用いて評価された。
結果:治療された356の悪性腫瘍のうち、6.3%がグレード2以上の腕神経叢障害を発症した。NTCPモデルは、分割スケジュールに応じて最大線量が20.7〜42.7×Gyで10%のリスクを示した。
結論:本研究は、腕神経叢障害を予防するための重要な線量測定上の制約を提供し、将来のSBRT治療計画を支援する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110529
PMID: 39255923
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