原題
Effect of Adding Electroacupuncture to Standard Triple Antiemetic Therapy on Chemotherapy-Induced Nausea and Vomiting: A Randomized Controlled Clinical Trial.
背景:高度催吐性化学治療(HEC)を受けている乳癌患者の化学治療誘発性吐き気とおう吐(CINV)に対する標準的な三重制吐療法に電気鍼療法を加えることの有効性を検討した。
方法:無作為化、盲検、偽対照試験を中国の6つの病院で実施し、患者を真の電気鍼療法群(n=120)または偽の電気鍼療法群(n=119)に割り付け、いずれも標準的な制吐薬を投与した。
結果:239人の患者のうち、235人が試験を完了した。真の電気鍼療法は完全な予防率を34.5%から52.9%に有意に増加させ、悪心のコントロールは改善したが、全体的な嘔吐率に差はなかった。
結論:真の電気鍼療法は、標準的な制吐療法とともにCINV治療の有効性を高める。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00099
PMID: 39241208
コメント