高リスクのステージII結腸癌患者におけるフルオロピリミジンベースの補助化学療法へのオキサリプラチンの追加の評価:ACCENTプール分析。

原題
Assessment of the Addition of Oxaliplatin to Fluoropyrimidine-Based Adjuvant Chemotherapy in Patients With High-Risk Stage II Colon Cancer: An ACCENT Pooled Analysis.
背景:この研究は,ステージIII患者に伝統的に使用されている高リスクステージII結腸癌(CC)におけるフルオロピリミジン(FP)とオキサリプラチン(OX)を組み合わせたアジュバント化学療法の効果を検討した。

方法:MOSAICおよびC-07研究からの1,595人のステージIIのCC患者のプール分析は、カプラン・マイヤー曲線およびコックスモデルを用いて、FP単独と比較したOXの全生存(OS)利益を評価し、一方、3,059人のステージIIIの患者は相互作用試験を提供した。

結果:様々な予後因子または臨床病理学的分類にわたって、高リスクのステージIIの患者にOXを追加しても、OSの有益性は観察されなかった。

結論:OXは、高リスク症例であっても、ステージIIのCCに対する標準的な補助療法であるべきではない。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00394
PMID: 39231393

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