原題
Dose-response relationships between radiation exposure, bone marrow function as measured by (18)F-FLT PET, and lymphocyte counts during chemoradiation for non-small cell lung cancer.
背景:この研究は,化学放射線治療(CRT)を受けている非小細胞肺癌(NSCLC)患者において,F-フルオロチミジン(FLT)-PET画像を用いて骨髄(BM)増殖に対する放射線の用量-反応効果を研究する。
方法:26人のNSCLC患者が60 GyのプラチナベースのCRTを受けた。FLT-PET/CTスキャンをベースライン、2週目、および4週目に実施し、放射線量とBMにおけるFLT取り込みとの関係を評価した。
結果:BM増殖は、2週間で3-4Gy以上、4週間で4-5Gy以上の後に有意に減少し、総BMアブレーションの中央値はそれぞれ13.1%と15.7%であった。リンパ球数も有意に減少し、BMアブレーションと相関していた。
結論:CRT中に3 Gy以上のBM曝露を減らすことは、効果的な免疫療法に不可欠なリンパ球の保存に役立つ可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.08.035
PMID: 39233020
コメント