前立腺癌に対する臨床HDR小線源治療設定におけるドウェル位置モニタリングのための統合電磁追跡の評価。

原題
Assessment of integrated electromagnetic tracking for dwell position monitoring in a clinical HDR brachytherapy setting for prostate cancer.
背景:電磁追跡(EMT)技術は、前立腺治療におけるドウェル位置をモニタリングするためのプロトタイプの高線量率小線源治療(HDR-BT)装置で試験されているが、臨床性能は評価されていない。

方法:本研究では、TRUSおよびCTベースの治療計画を用いて、二重分割前立腺HDR-BTを受けた患者20人を対象とした。EMT測定値を手動で決定したドウェル位置と比較し、内部基準センサーを使用して動きを監視した。

結果:ユークリッド距離の中央値は、TRUSで1.00 mm、CT室および処置室のDPで1.60 mmおよび2.24 mmであり、EMTの検出能力を示した。参照センサーの補正により、精度がわずかに向上した。

結論:EMTはTRUSベースのHDR-BT品質保証には有効であるが、CTベースの治療では精度が低い。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110501
PMID: 39191302
Open Access

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