原題
Is bevacizumab a cost‑effective regimen for treating cerebral radiation necrosis in the United States?: Cost-effectiveness analysis of radionecrosis medications.
背景:ベバシズマブは脳放射線壊死(CRN)において優れた有効性を示すが、費用がかかる。本研究では、米国の支払者の観点から、コルチコステロイドと比較した費用対効果を評価する。
方法:決定木モデルは、NCT01621880試験のデータを用いて両治療の短期および長期治療をシミュレートし、費用、質調整生存年(QALY)、および増分費用対効果比(ICER)を評価した。
結果:ベバシズマブは、短期および長期治療に対して0.11および0.16の追加QALYをもたらし、増分費用はそれぞれ12,351ドルおよび23,253ドルであった。IC ERは112,987ドル/QALYおよび150,245ドル/QALYであった。
結論:ベバシズマブは、コルチコステロイドと比較して、短期CRN治療には費用対効果が高いが、長期治療にはそうではない。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.08.003
PMID: 39216726
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