原題
Endpoint Surrogacy in First-Line Chronic Lymphocytic Leukemia.
背景:本研究では、慢性リンパ性白血病(CLL)の一次治療における全生存期間(OS)の代替エンドポイントとして、無増悪生存期間(PFS)と微小残存病変(MRD)との関係を検討した。
方法:この解析では、12件のGCLLSG試験のデータを利用し、GCLLSG試験と公表された試験の両方から8065人の患者を含む2008~2024年の第III相第一選択試験のメタ解析を含めた。
結果:PFS/OSについて強い患者レベルの相関(スピアマンのRho>0.9)が観察された。MRDはPFSと高い相関を示したが、OSとの相関は弱かった。
結論:PFSおよびMRDは有用な指標であるが、MRDに関するランダム化試験のデータが限られているため、OSとの関係についてはさらなる調査が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.01192
PMID: 39213466
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