原題
TROPHY-U-01 Cohort 2: A Phase II Study of Sacituzumab Govitecan in Cisplatin-Ineligible Patients With Metastatic Urothelial Cancer Progressing After Previous Checkpoint Inhibitor Therapy.
背景:サシツズマブゴビテカン(SG)は、プラチナ製剤による化学療法およびチェックポイント阻害薬の後に進行した局所進行または転移性尿路上皮癌患者に対して承認された抗体-薬物結合体である。
方法:TROPHY-U-01試験(NCT03547973)は、シスプラチンを受けることができず、チェックポイント阻害剤の後に進行した患者におけるSGの有効性と安全性を評価した。
結果:コホート2(38人の患者)では、客観的奏効率は32%であり、臨床的有用率は42%であった。奏効期間および無増悪生存期間の中央値はいずれも5.6ヵ月であったのに対し、全生存期間の中央値は13.5ヵ月であった。
結論:SGは有望な有効性と管理可能な毒性を示し、尿路上皮癌におけるさらなる研究の必要性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01720
PMID: 39186707
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