原題
The mitotic rate as a prognostic biomarker after preoperative radiotherapy for high-grade limb/trunk soft tissue sarcoma.
背景:術前放射線療法(PORT)後の軟部組織肉腫(STS)組織学を評価するための標準化された方法はない。本研究では、高悪性度の四肢/体幹STS患者におけるPORT後の病理の予後的価値を検討した。
方法:116人の患者のコホートを、PORT後の腫瘍特性、画像形態、および組織病理学について評価した。無病生存率(DFS)および全生存率(OS)はカプラン・マイヤー法を用いて解析し、ハザード比はCox比例ハザードモデルを用いて算出した。
結果:5年DFSおよびOSはそれぞれ52.9%および70.3%であった。PORT後の腫瘍の大きさ、容積、および有糸分裂率などの因子は、DFSおよびOSと相関していた。
結論:PORT後の腫ようサイズ,容積,及び有糸分裂速度のような因子は,高悪性度STS患者におけるDFS及びOSの独立した予後マーカーである。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110482
PMID: 39159680
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