原題
Parallel explorations in LA-NSCLC: Chemoradiation dose-response optimisation considering immunotherapy and cardiac toxicity sparing.
背景:局所進行非小細胞肺癌(LA-NSCLC)に対する化学放射線療法(CRT)の進歩には、免疫チェックポイント遮断(ICB)による全生存期間(OS)の改善と放射線毒性を低減するための心臓温存技術が含まれる。
方法:この研究では、公表された文献からの生存データおよび線量測定指標を分析し、2年OSをモデル化し、CRT-ICBおよび心臓温存アプローチを組み込んで、放射線毒性に対する平均心臓線量の影響を評価した。
結果:同時CRT-ICBの2年OSはステージIIIAで71%、IIIB/Cで66%であった。最適なスケジュールは30分割で60 Gyのままであり、心臓温存によりOSは5~10%増加した。
結論:心臓温存戦略はOSを増強し、陽子線治療は心臓に隣接する腫瘍を有する患者にさらなる利益をもたらす。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110477
PMID: 39153508
コメント