原題
Combining PSMA-PET and PROMISE to re-define disease stage and risk in patients with prostate cancer: a multicentre retrospective study.
背景:2012年に導入されたPSMA-PETは、前立腺癌の病期分類を強化し、その報告を標準化するPROMISE基準を用いている。本研究では、全生存期間の予測において、確立された臨床ノモグラムと比較して、PROMISE病期によるPSMA-PETの予後的価値を評価する。
方法:ドイツのいくつかの病院でPSMA-PETを受けた組織学的に確認された前立腺癌患者2414人を対象に、多施設レトロスペクティブ分析を実施した。定量的および視覚的PPPノモグラムの開発は、Cox回帰モデルに基づいて全生存の予測因子を評価し、その成績を確立された臨床リスクスコアと比較した。
結果:定量的PPPノモグラムは、様々な患者カテゴリーに対して確立されたノモグラムと比較して優れた予測精度を示し、内部および外部検証コホートにおけるC指数はそれぞれ0.80および0.77であった。
結論:PPPノモグラムは前立腺癌リスクを効果的に層別化し、確立された臨床ツールと同等またはそれ以上の精度を示し、継続的な検証が計画されている。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00326-7
PMID: 39089299
Open Access
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