原題
Prostate-Specific Membrane Antigen PET/CT-Guided, Metastasis-Directed Radiotherapy for Oligometastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)治療は重大な毒性を引き起こす可能性がある。PSMA PET/CTは転移性疾患の検出感度を高め、転移を標的とした放射線療法の指針としてのPSMA PET/CTの役割を探るきっかけとなる。
方法:この後ろ向き研究は、転移指向放射線療法および同時アンドロゲン除去療法で治療された少数転移性疾患を有する24人のmCRPC患者を含む5つの前向きPSMA PET/CT研究からのデータを分析し、無増悪生存期間、生化学的反応、および毒性を評価した。
結果:追跡期間中央値は33.8ヵ月であった。無増悪生存期間は16.4ヵ月で、生化学的奏効率は66.7%であった。2年および4年全生存率はそれぞれ91.1%および68.8%であり、毒性レベルは低かった。
結論:PSMA PET/CTガイド下放射線療法は、少数転移性mCRPCにおいて有望な疾患制御と最小の毒性を示す。治療アプローチを比較するためにはさらなる研究が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267922
PMID: 39089811
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