原題
(211)At-Labeled Anti-CD45 Antibody as a Nonmyeloablative Conditioning for Canine DLA-Haploidentical Stem Cell Transplantation.
背景:α-エミッターAtは集中したエネルギーを送達し、オフターゲット効果を減少させながら有意なDNA損傷を引き起こす。本研究では、ハプロタイプ一致造血細胞移植のための骨髄非破壊的条件付けとしてのAt標識抗CD 45モノクローナル抗体(At-CD45-B10)の使用を検討した。
方法:17匹のイヌに、適合ドナーからの末梢血幹細胞を用いて移植する前に、様々な用量のAt-CD45-B10を投与した。キメリズムはPCRによって評価し、免疫複合体のクリアランスはELISAおよび放射能測定を用いてモニターした。
結果:すべてのイヌは28日までに100%の生着率でドナーキメリズムを達成したが、耐久性にはばらつきがあり、一過性の血球減少を含む軽度の副作用があった。
結論:At-CD45-B10条件付けはハプロタイプ一致移植に有望であるが、生着の一貫性についてはさらなる研究が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267540
PMID: 39025648
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