高リスクのくすぶり型骨髄腫に対する治癒戦略:カルフィルゾミブ、レナリドミド、およびデキサメタゾン(KRd)に続く移植、KRd地固め、およびRd維持。

原題
Curative Strategy for High-Risk Smoldering Myeloma: Carfilzomib, Lenalidomide, and Dexamethasone (KRd) Followed by Transplant, KRd Consolidation, and Rd Maintenance.
背景:高リスクのくすぶり型骨髄腫の早期治療は多発性骨髄腫(MM)への進行を遅らせることができる。この試験は、新たに診断されたMM患者に対するレジメンを用いて治癒転帰を目的とした。

方法:高リスクのくすぶり型骨髄腫患者に、カルフィルゾミブ、レナリドミド、およびデキサメタゾンを6サイクル投与した後、高用量メルファラン自家幹細胞移植、地固め療法、および維持療法を実施した。主要評価項目は、移植後の検出不能な測定可能残存病変(uMRD)とした。

結果:90人の患者のうち、62%が移植後3か月でuMRDを達成し、31%が4年後にそれを維持した。70か月での全生存率は92%であり、複数の有害事象が報告された。

結論:このアプローチは有望であり、積極的なMM治療よりも良好な結果を達成し、より長い追跡期間を保証する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02771
PMID: 39038268

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