原題
Pembrolizumab Plus Carboplatin and Paclitaxel as First-Line Therapy for Recurrent/Metastatic Head and Neck Squamous Cell Carcinoma (KEYNOTE-B10): A Single-Arm Phase IV Trial.
背景:再発/転移性頭頸部扁平上皮癌(R/M HNSCC)に対する標準的な第一選択治療は、重大な投与課題と副作用を伴うペムブロリズマブとフルオロウラシルを含む。本研究では、カルボプラチンおよびパクリタキセルと併用したペムブロリズマブの有効性および安全性を検討する。
方法:非盲検KEYNOTE-B10第IV相試験において、未治療のR/M HNSCCを有する適格患者101人に、ペムブロリズマブ、カルボプラチン、およびパクリタキセルを投与した。主要評価項目は、独立したレビューによって評価された客観的奏効率であった。
結果:101人の患者のうち、49%が7%の完全奏効を含む客観的奏効を示した。重篤な有害事象は27%に発生した。
結論:ペムブロリズマブ、カルボプラチン、パクリタキセルの併用は有望な有効性と管理可能な安全性を示し、R/M HNSCCの治療に実行可能な代替法であることを示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02625
PMID: 39038265
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