原題
Quantitative PSMA-PET parameters in localized prostate cancer: prognostic and potential predictive value.
背景:PSMA-PETは前立腺癌(PCA)の病期分類において注目を集めているが、限局性PCAの疾患進行および予後における定量的パラメータの役割は依然として不明である。
方法:この単施設レトロスペクティブ研究では、治療前にPSMA-PETを受けた中等度または高リスクの限局性PCA患者86人を分析した。最大標準取り込み値(SUV)、腫瘍非球面性(ASP)、PSMA腫瘍容積(PSMA-TV)、およびPSMA総病変取り込み(PSMA-TLU)を含む主要な定量的PETパラメータを、それらの予後的意義についてCox回帰分析を用いて評価した。
結果:PSMA-TV、PSMA-TLU、ASP、および全生存率の間に有意な関連が認められた。さらに、PSMA-TLUは手術患者にとって有望なバイオマーカーとなる可能性がある。
結論:これらの知見は、高リスクPCAにおけるSUVの予後的価値を支持し、PSMA-TLUの可能性を強調しているが、より大規模なコホートでの検証が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02483-w
PMID: 39080696
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