骨盤骨髄温存強度変調放射線治療は子宮頸癌患者の骨密度低下を減少させる。

原題
Pelvic Bone Marrow Sparing Intensity Modulated Radiotherapy Reduces the Bone Mineral Density Loss of Cervical Cancer Patients.
背景:本研究は骨盤放射線療法(RT)を受けている子宮頚癌患者の骨密度損失を減少させるための骨盤骨髄保存強度変調放射線治療(PBMS-IMRT)の有効性と実行可能性を評価することを目的とした。

方法:ステージIb2-IIIc子宮頚癌患者をPBMSまたは対照群に無作為に割り付けた。CT画像は、放射線量および骨密度の変化を評価するために、ベースライン時および様々なフォローアップ時に実施された。

結果:176人の患者の分析は,対照群における骨密度のより有意な減少(53%対PBMSの43%)およびPBMS群におけるより低い骨折率(7.8%対12.79%)を明らかにした。

結論:PBMS-IMRTは標準IMRTと比較して骨盤RT後の骨密度低下を効果的に軽減した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.07.2314
PMID: 39074565

コメント

タイトルとURLをコピーしました