進行がんにおける疼痛管理のための腹腔神経叢放射線手術:多施設共同、単群、第2相試験。

原題
Celiac plexus radiosurgery for pain management in advanced cancer: a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:腹腔神経叢の関与により膵癌患者にしばしば見られる後腹膜痛症候群は、依然として満たされていない臨床ニーズである。本研究の目的は、腹腔神経叢へのアブレーション照射が疼痛を緩和できるかどうかを明らかにすることであった。

方法:単一群第2相試験を5か国の8病院で実施した。有意な疼痛を有する18歳以上の患者には、腹腔神経叢に25 Gyの放射線を1回照射した。

結果:治療を受けた患者125人のうち、90人が評価可能であり、53%が3週間で少なくとも部分的な疼痛緩和を経験した。有害事象には、腹痛および疲労が含まれた。

結論:腹腔神経叢放射線手術は非侵襲的緩和治療として有望であり、さらなる無作為化研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00223-7
PMID: 39029483

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