原題
Stereotactic ablative radiotherapy for locally advanced non-small cell lung cancer: A systematic review and meta-analysis.
背景:本研究では、化学放射線療法を受けることも拒否することもできない局所進行非小細胞肺癌(LA-NSCLC)患者に対する定位切除放射線療法(SABR)の実行可能性、有効性、および安全性を評価する。
方法:PRISMAおよびMOOSEガイドラインに従って、患者268人を対象とした7件の研究を調査し、系統的レビューおよびメタ解析を実施した。解析では、局所制御(LC)、全生存期間(OS)、および重度の毒性に焦点を当てた。
結果:1年LC率は80%、1年OSは74%であり、LCとOSの間には正の相関が認められた。重度の急性毒性の発生率は低かった(グレード3で5%、グレード5で1.7%)。
結論:SABRは限られた毒性で有望なLCおよびOSの結果を示しており、さらに適切にデザインされた研究の必要性を示唆している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110439
PMID: 39032835
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