原題
Secondary cancer risk in six anatomical sites when using PAT, IMPT, and VMAT/IMRT radiotherapy.
背景:プロトンアーク療法(PAT)は強度変調陽子線治療(IMPT)と比較して、用量適合性、送達効果、及びより好ましいLET分布を改善するが、低用量浴がより大きな容積に広がるため、二次癌(SC)のリスクを増加させる可能性がある。
方法:PAT, IMPT, 及び光子放射線療法による6つの解剖学的部位,部位当たり5人の患者に対する治療計画をRayStationを用いて作成した。
結果:PATは一般に最小の平均および積分用量を有していた。SCのリスクは、両方のリスクモデルに従ってIMPTからPATに移行した場合、実質的な影響を受けなかった。
結論:IMPTからPATへの移行は、陽子線治療を受けている患者のSCリスクに大きな影響を与えないはずである。用量-反応曲線は、SCリスクが用量の変化にどのように反応するかを予測するために使用することができる。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110421
PMID: 38997093
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