局所進行前立腺癌に対する単回高線量率小線源治療と2分割および3分割との比較。

原題
Single-dose high-dose-rate brachytherapy versus two and three fractions for locally advanced prostate cancer.
背景:本研究では、前立腺癌患者を対象に、追跡期間中央値10年間にわたり、単回高線量率小線源治療(SD-HDR-BT)と多分割HDR-BTを比較した。

方法:293人の患者を種々の放射線量に従って3群に分けた。主な焦点は生化学的無再発期間であり、泌尿生殖器および消化管の病的状態を測定した。

結果:10年後、全群の生化学的無再発率は同程度であり、全生存率に有意差は認められなかった。リスクカテゴリーおよびアンドロゲン除去療法の実施は、用量よりもむしろ再発の予測因子であった。

結論:この研究では、長期データから、単回または複数回のHDR小線源治療の間で、PSAコントロールに有意差はないが減少し、全生存率に差はないことが示されたと結論した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110426
PMID: 38997094

コメント

タイトルとURLをコピーしました