原題
Stereotactic Body Proton Therapy Versus Conventionally Fractionated Proton Therapy for Early Prostate Cancer: A Randomized, Controlled, Phase 3 Trial.
体幹部定位陽子線治療(SBPT)による超寡分割陽子線治療が従来の分割陽子線治療(CFPT)と同程度に有効であるかを検討した。
方法:低リスク前立腺腺癌患者を対象に、多施設共同無作為化対照非劣性第3相試験を実施した。参加者はSBPT群またはCFPT群のいずれかに割り付けられた。主要エンドポイントは2年目の無失敗(FFF)であった。
結果:5年間の追跡期間後、両群とも100%のFFF率を経験し、SBPT群に対してわずかに有利であった。GIおよびGU毒性率、ならびに生活の質の指標に有意な群間差はなかった。
結論:SBPTはFFFに関してCFPTと同程度に有効であり、同様の長期毒性レベルを示し、患者が報告した健康関連の生活の質への影響は最小限であった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.05.014
PMID: 38972465
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