肺および前立腺の高悪性度神経内分泌腫瘍患者における[(89)Zr]Zr-DFO-SC16.56抗DLL 3抗体を用いた画像化:第1/2相、ヒトにおける最初の試験。

原題
Imaging with [(89)Zr]Zr-DFO-SC16.56 anti-DLL3 antibody in patients with high-grade neuroendocrine tumours of the lung and prostate: a phase 1/2, first-in-human trial.
背景:本研究では、神経内分泌由来癌患者におけるDLL 3標的イメージングトレーサー[Zr]Zr-DFO-SC16.56(抗DLL 3抗体を含む)の安全性と実行可能性を評価した。

方法:研究者らは、神経内分泌悪性腫瘍患者を対象に、[Zr]Zr-DFO-SC16.56を用いた免疫PET-CT画像を用いて、他の因子の中でも特に最終クリアランス半減期を推定し、安全性を評価することを目的とした非盲検のヒトにおける最初の研究を実施した。

結果:トレーサーを用いた患者の画像は強い腫よう特異的取込を示した。アレルギー反応は患者の6%に生じたが、重篤な有害事象は報告されなかった。放射性トレーサーの取込は患者の94%でDLL3免疫組織化学と一致した。

結論:神経内分泌癌患者におけるDLL3 PET-CT画像は安全で実行可能であり、DLL3発現悪性腫瘍の非侵襲的in vivo検出のための[Zr]Zr-DFO-SC16.56の使用の可能性を示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00249-3
PMID: 38950555

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