原題
Late urinary toxicity after extreme or moderate hypofractionated prostate radiotherapy in patients with prior transurethral resection of prostate (TURP).
過去に経尿道的前立腺切除術(TURP)を受け,寡分割で放射線治療を受けた前立腺癌患者の晩期尿毒性を検討した。
方法:以前にTURPを受けた前立腺癌患者を中等度または極度の寡分割強度変調放射線治療(MHRTまたはSBRT)で治療した。データは施設のデータベースから収集され、重度の尿毒性に寄与する因子が分析された。
結果:203人の患者のうち、8.4%がグレード3を示し、23.2%が主に血尿と尿路閉塞のグレード2の遅発性尿毒性を示した。この毒性と患者の年齢、糖尿病、骨盤放射線療法、分割サイズ、前立腺容積、またはTURPから放射線療法までの期間との間に有意な関連は認められなかった。
結論:以前のTURPにも関わらず,寡分割放射線療法で治療した患者の10%以下が重篤な,主に一時的な,遅発性の泌尿器副作用を経験した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.06.003
PMID: 38908410
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