原題
Dose-Response Relationship in Patients with Liver Metastases from Neuroendocrine Neoplasms Undergoing Radioembolization with (90)Y Glass Microspheres.
背景:神経内分泌新生物の放射線塞栓形成における多区画線量測定の有効性は不明である。
方法:43人の患者について後ろ向き分析を行った。腫瘍の平均吸収線量(MAD)と治療反応、無増悪生存期間(PFS)、及び全生存期間との関係を調べた。
結果:治療反応はMAD(カットオフ、196.6 Gy)と強く関連しており、曲線下面積は0.79と高かった。PFSは腫瘍のグレード、起源、およびMADによって有意に影響された。しかし、全生存期間はいずれの予後パラメータによっても有意な影響を受けなかった。
結論:我々の研究は、200 Gyを超えるMADは治療反応を改善し、PFSと関連していることを示唆している。したがって、MADを使用することで、神経内分泌腫瘍患者の放射線塞栓計画を最適化することができる。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267774
PMID: 38906556
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