原題
Proton and carbon ion radiotherapy for operable early-stage lung cancer; a prospective nationwide registry.
背景:本研究では,早期肺癌の適格な肺葉切除患者に対する陽子および炭素イオン放射線治療から生じる毒性および生存転帰を調査した。
方法:手術可能な早期肺癌患者に対して、統一された治療方針に従って陽子線および炭素イオン線治療を行った。無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、および治療関連毒性を評価した。
結果:登録された274人の患者のうち、38%は組織学的に確認されず、91%は末梢に位置する腫瘍を有し、半数は各タイプの放射線療法によって治療された。3年PFSは80.5%、OSは92.5%であった。PFSおよびOSに有意に影響する因子が同定された。
結論:粒子線治療は優れた3年PFS及びOS率をもたらし,陽子及び炭素イオン線治療が早期肺癌に対する根治手術の実行可能な代替法であることを示唆した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110385
PMID: 38901770
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