原題
Ultrahypofractionated Radiation Therapy for Prostate Cancer Including Seminal Vesicles in the Target Volume: A Treatment-planning Study Based on the HYPO-RT-PC Fractionation Schedule.
背景:超低分割(UHF)放射線治療は、限局性前立腺癌の治療に採用されている。この研究は、精嚢(SV)を含む前立腺癌放射線療法のための同時統合ブースト(SIB)を備えたUHFを実装することを目的とした。
方法:本研究では、線形二次モデルを用いた従来の分割臨床スケジュールに基づいて、SVに対する2つの同効UHF-SIB治療スケジュールを導出した。標的体積およびリスクのある臓器の線量体積指標を評価した。
結果:UHF-SIBの線量指標は、従来の技術と比較して著しく低かった。前立腺のみの治療におけるSVの近位部への意図しない線量は有意であった。
結論:前立腺とSVの基部へのSIBを用いたUHF RTは、従来の分割よりも低いリスク臓器線量で計画できる。前立腺のみの治療における意図しないSV近位部の線量は相当なものである。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101531
PMID: 38883997
コメント