難治性EGFR変異NSCLCにおけるアミバンタマブの皮下投与と静脈内投与(いずれもラゼルチニブとの併用):第3相PALOMA-3試験の主要結果。

原題
Subcutaneous versus Intravenous Amivantamab, both in Combination with Lazertinib, in Refractory EGFR-mutated NSCLC: Primary Results from the Phase 3 PALOMA-3 Study.
進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対するアミバンタマブの皮下投与と静脈内投与の効果を比較した。

方法:約420人のNSCLC患者を、ラゼルチニブと併用してアミバンタマブを皮下または静脈内投与する群に無作為に割り付けた。主要なエンドポイントには、薬物動態的非劣性指標および奏効率が含まれた。

結果:皮下アミバンタマブは、静脈内治療と比較して、非劣性の薬物濃度および同様の奏効率を示したが、より長い生存率、より少ない副作用、およびより短い投与時間を提供した。皮下方法はまた、患者によってより便利であると評価された。

結論:静脈内経路と比較して、皮下アミバンタマブ-ラゼルチニブは、治療効果を維持しながら、生存期間の延長、安全性の改善、および患者の利便性の向上を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.01001
PMID: 38857463

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