原題
Telisotuzumab Vedotin Monotherapy in Patients With Previously Treated c-Met Protein-Overexpressing Advanced Non-Squamous EGFR-Wildtype NSCLC in the Phase 2 LUMINOSITY Trial.
背景:LUMINOSITY試験では、高および中等度のc-Met蛋白質過剰発現を示す非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対するテリソツズマブ・ベドチン(Teliso-V)治療を評価した。
方法:以前に2ライン以下の治療を受けた進行/転移性NSCLC患者にTeliso-Vを投与した。主要な指標は全奏効率(ORR)であった。
結果:ORRは28.6%、奏効期間中央値は8.3カ月、全生存期間中央値は14.5カ月であった。治療に関連した最も一般的な有害事象は、末梢感覚神経障害、末梢浮腫、および疲労であった。
結論:Teliso-Vは、c-Met蛋白を過剰発現する非扁平上皮NSCLC患者、特に高いc-Met発現を示す患者において持続的な反応をもたらした。有害事象は概ね管理可能であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00720
PMID: 38843488
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