原題
Adjunctive Statistical Standardization of Adjuvant Estrogen Receptor and Progesterone Receptor in Canadian Cancer Trials Group MA.27 Postmenopausal Breast Cancer Trial of Exemestane Versus Anastrozole.
背景:本研究では、乳癌で1%-100%染色したエストロゲン受容体(ER)とプロゲステロン受容体(PgR)を報告することを推奨するASCO/CAPガイドラインを検討した。同研究者らは、この統一された尺度で様々なアウトカムが示される可能性があると考えている。
方法:早期乳癌の閉経後女性7,576人を対象とした第III相試験を、免疫治療ERおよびPgR、機械画像定量、および統計的標準化を用いて実施し、遠隔無病生存率(DDFS)およびイベントフリー生存率(EFS)を評価した。
結果:検証された結果の中で、より高いERおよびPgRスコアはより良いDDFSおよびEFSと関連していた。しかし、ERおよびPgRスコアは、別のスコアで補正した場合、DDFSと有意に関連していなかった。
結論:統計的標準化はERとPgRを探索するのに有用なツールであった。スコアが高い患者ほどDDFSが良好であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00835
PMID: 38824432
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