原題
Modern Radiation Treatment Planning Parameters and Outcomes in Pediatric Tectal Gliomas.
背景:本研究では、放射線療法(RT)を受けている患者に焦点を当てて、脳幹の稀な緩徐に成長する視蓋グリオーマと診断された小児患者の転帰を調査した。
方法:研究者らは、1993年から2020年までに彼らの施設で低悪性度神経膠腫と診断された18歳未満の全患者のレトロスペクティブレビューを実施し、視蓋神経膠腫を有する23人を特定した。
結果:追跡期間中央値7年で、全患者が生存していた。3人の患者(13%)は先行RTで治療されたが、局所不全(LF)を発症した患者はいなかった。最初に観察された患者5人(26%)は局所進行を経験し、全員がRTを受け、1人はさらなる化学療法を必要とした。計画された標的体積拡張に対する平均肉眼的腫瘍体積は4.5 mmであった。
結論:この研究は、ほとんどの視蓋グリオーマが無痛性であることを確認している。最新の光子線RTは、進行を示す腫瘍に対して最小限の晩期障害で優れた腫瘍学的転帰をもたらした。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101440
PMID: 38778828
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