原題
The burden of cardiovascular disease and risk for subsequent major adverse cardiovascular events in survivors of childhood cancer: a prospective, longitudinal analysis from the St Jude Lifetime Cohort Study.
背景:小児がん生存者におけるその後の主要な有害心血管イベントに対する非主要な心血管状態の影響は研究されていない。
方法:St Jude Lifetime Cohort Studyでは、小児がん生存者9602人および対照者737人を登録した。参加者のプロフィール、診断、および心毒性のあるがん治療への曝露を考慮した。
結果:50歳までに、生存者における主要な有害心血管イベントの発生率は17.7%であったのに対し、地域対照群では0.9%であった。これらのイベントの累積負荷は、主要でない有害心血管イベントの数に比例していた。
結論:小児がん生存者は、主要でない心血管疾患の蓄積による心血管イベントのリスク増加に直面しており、早期発見と予防の必要性を強調している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00157-8
PMID: 38821086
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