LACC試験:早期子宮頸癌に対する開腹と低侵襲広汎子宮全摘出術を比較した全生存期間に関する最終解析。

原題
LACC Trial: Final Analysis on Overall Survival Comparing Open Versus Minimally Invasive Radical Hysterectomy for Early-Stage Cervical Cancer.
背景:この研究は,癌治療,特に4.5年間の無病生存(DFS)における開放及び最小侵襲広汎子宮全摘出術の有効性を比較することを目的とした。

方法:631人の患者が登録され、低侵襲手術と開腹手術の間でほぼ均等に分けられた。4.5年での90%のDFS率は、低侵襲手術の期待された結果であった。

結果:4.5年の時点で、低侵襲群の85%がDFSを達成したのに対して、開腹手術群では96%であった。さらに、全生存率は低侵襲群の方が低かった。

結論:この研究では、開腹手術の方がDFSおよび全生存率に関して良好な統計が得られ、開腹手術を標準治療とすべきであることが示唆された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02335
PMID: 38810208

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