前立腺特異的膜抗原PET反応は、少数転移性前立腺癌における定位放射線治療後の無転移生存率と関連する。

原題
Prostate-Specific Membrane Antigen PET Response Associates with Metastasis-Free Survival After Stereotactic Ablative Radiation in Oligometastatic Prostate Cancer.
背景:転移指向療法(MDT)は少数転移性去勢感受性前立腺癌(omCSPC)の転帰を改善する。本研究では、MDT後の無転移生存(MFS)のバイオマーカーとしての前立腺特異的膜抗原陽電子放出断層撮影(PSMA-PET)について検討した。

方法:治療前および治療後にMDTおよびPSMA-PET検査を受けたomCSPC患者の後ろ向き分析を行った。PSMA反応または取り込みのパーセント変化を連続変数として評価し、PSMA反応者と非反応者に分類した。

結果:131人の患者のうち、70.2%がPSMA反応者として分類された。PSMA反応者はMFS中央値を有意に改善したが、PSMA反応が大きいほどMFSが悪化した。

結論:PSMA-PET反応は、臨床管理のためのガイダンスを提供するMDT後のomCSPCにおけるMFSと相関する。プロスペクティブな検証が必要である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101507
PMID: 38799104

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