原題
Carbon Ion Radiation Therapy for Nonmetastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: A Retrospective Analysis.
背景:炭素イオン線治療(CIRT)は放射線抵抗性腫ようを含む種々の癌に対して良好な結果を示している。本研究では、非転移性去勢抵抗性前立腺癌(nmCRPC)におけるCIRTの転帰を検討した。
方法:本研究はCIRTの用量で治療された患者を含んだ。23人の患者の予後と臨床因子との関連を約63.6か月にわたって検討した。
結果:5年生存率は87.5%、局所制御率は95.7%、生化学的無再発生存率は70.3%、臨床的無再発生存率は75.7%であった。グレード4以上の毒性を示した患者はいなかったが、1人は重篤な合併症を経験した。
結論:CIRTはnmCRPCに対して有望な安全性と有効性を示し、この分野でのさらなる研究を奨励した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101432
PMID: 38778824
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