新しい乳腺特異的定位放射線照射治療装置を用いた腫瘍床への単回照射のプロスペクティブ試験:GammaPod。

原題
A Prospective Trial of Single-Fraction Radiation to the Tumor Bed with a Novel Breast-Specific Stereotactic Radiation Therapy Device: The GammaPod.
背景:早期乳癌に対する放射線治療は通常、全乳部への寡分割照射とそれに続く腫瘍床ブーストを含む4週間のレジメンを含む。本研究の目的は、後者を単回で送達することの安全性と実行可能性を評価することである。

方法:早期乳癌の女性は腫りゅう切除術を受け,続いてGammaPod装置を用いた放射線治療の単回照射を受けた。次に、安全性、実行可能性、および急性毒性を評価した。

結果:17例中14例がGammaPodデバイスを用いたブースト治療に成功した。急性毒性はグレード1のイベントに限定されていた。

結論:腫瘍床に1回の放射線ブーストを照射するこの方法は安全かつ有効であり、米国食品医薬品局によるGammaPodデバイスの承認につながった。現在、国際的に複数の場所で使用されており、2023年にはさらに多くの場所で承認が待たれている。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101398
PMID: 38778822

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