原題
Final results of RIGHT Choice: Ribociclib plus endocrine therapy vs combination chemotherapy in premenopausal women with clinically aggressive HR+/HER2- advanced breast cancer.
背景:ホルモン受容体陽性ヒト上皮成長因子受容体2陰性(HR+/HER2-)進行乳癌に対するサイクリン依存性キナーゼ4/6阻害剤+内分泌療法(ET)と併用化学療法(CT)の比較は未だなされていない。
方法:無作為化試験では、第一選択治療として、ribocaribをレトロゾール/アナストロゾールおよびゴセレリン(ET)または一連のCT薬と比較した。主要エンドポイントは無増悪生存期間(PFS)であった。
結果:222人の患者のうち、PFSの中央値は、CTでは12.8カ月であったのに対し、ribocalibレジメンでは21.8カ月であった。奏効率は同程度であったが、有害事象はribocalibの方が少なかった。
結論:ETを併用したRibocaribは、CTと比較して有意なPFSの有益性、同程度の奏効率を示したが、忍容性は良好であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00144
PMID: 38771995
コメント