原題
Prospective phase II trial of preoperative hypofractionated proton therapy for extremity and truncal soft tissue sarcoma: the PRONTO study rationale and design.
背景:腫ようの外科的切除は、しばしば術前/術後放射線治療と共に、四肢と体幹の軟部組織肉腫(STS)に対する標準治療である。術前RTは関節硬直と線維症のリスクを減らすことができるが、創合併症を増加させる。寡分割では、術前RTは有効であることが証明されている。陽子線治療(PBT)は周囲臓器への線量被曝を減らすことができる。
方法:PRONTO第II相試験では、成人のSTSを治療するための術前の寡分割PBTの安全と効果を調査した。40人の患者は、30 GyのPBTを5分割で受けた後、外科的切除を受けるように設定されている。主要な結果は主要な創傷合併症率である。
結果:指摘なし。
結論:PRONTOは、STSに対する寡分割PBTの最初の試験であり、その安全と有効性を証明することを目的としている。陽子線治療センターがほとんどないため、短いPBTコースで、長時間のRTセッションを受けることができない患者を治療することができる。PRONTOは紹介を増やし、診療所の効率を改善し、PBTの臨床応用を支援する可能性がある。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02447-0
PMID: 38745333
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