原題
Randomized self-controlled study comparing open-face vs. closed immobilization masks in fractionated cranial radiotherapy.
背景:本論文では、オープンフェイスとクローズド頭蓋放射線治療マスクの間の患者の不快感と固定能力を調査した。
方法:原発性または転移性脳腫瘍の30人の患者を対象とした無作為化試験。オープンフェイスマスクとクローズドマスクの両方が作成され、治療コースの途中で使用された。快適性、不安および疼痛レベルは、視覚的アナログ尺度を用いて、フラクション間およびフラクション内の変動とともに評価した。
結果:オープンフェイスマスクは不快感と不安を軽減した。しかし、クローズドマスクでは、フラクション間の縦方向シフトおよびロールとヨーの回転は小さくなったが、横方向シフトは大きくなった。
結論:オープンフェイスマスクは、患者の位置決めおよび固定の精度に悪影響を及ぼすことなく、患者の不快感を軽減する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110314
PMID: 38677329
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