原題
Dosimetric Comparison of CPAP and DIBH for Left-sided Breast Cancer Radiation Therapy.
背景:本研究は,左側乳癌の放射線治療における持続気道陽圧(CPAP)と深吸気息止め(DIBH)を直接比較することを試みた。
方法:35人の患者の後ろ向き分析を行った。自由呼吸、CPAPおよびDIBH下でのCTスキャンを、適用範囲、線量、および心臓から標的までの距離について比較した。
結果:CPAPとDIBHの平均心臓線量と他のリスク臓器線量は同程度であった。左前下行枝への最大線量はCPAPで最も低かった。肺容積はDIBH下で最も大きかった。
結論:本研究は放射線治療におけるCPAPとDIBHの同等の有効性を支持し、CPAPが左側乳癌に対するDIBHの実行可能な代替法であることを示唆した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101478
PMID: 38681894
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