原題
Dose Reduction in Pediatric Oncology Patients with Delayed Total-Body [(18)F]FDG PET/CT.
背景:この研究は小児腫よう患者における遅延[F]FDG全身(TB)PET/CTスキャンにおける注入放射能の低下の下限を確立することを目的とした。
方法:この単一施設前向き研究では、4.07±0.49 MBq/kg用量の[F]FDGを投与した120分後に、TB PET/CTを受けた小児の20分間のスキャンを行った。信号対雑音比、腫瘍対バックグラウンド比、コントラスト対雑音比などの種々の因子を計算した。
結果:18人の患者で同定された113の悪性病変のうち、87.6%が定量可能であった。肝臓SUVは有意に変化しなかったが、高いノイズ率のために低い信号対雑音比が観察された。
結論:小児における[F]FDG TB PET/CT画像の線量低減は画質を損なうことなく可能である。しかし、同等の腫瘍取り込みを維持するためには、[F]FDG活性は注射後120分で0.5 MBq/kg未満に低下してはならない。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267521
PMID: 38664017
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