原題
Salvage Stereotactic Radiosurgery for Recurrent WHO Grade 2 and 3 Meningiomas: A Multicenter Study (STORM).
背景:STORM研究は、高い再発率のために明確なガイドラインを欠いている領域である再発グレード2および3の髄膜腫の管理における定位放射線手術(SRS)の適用に焦点を当てた。
方法:米国の8つの学術センターでSRSで治療した再発性グレード2および3の髄膜腫患者の後ろ向き分析を、最初の診断または最初の再発時に多数の病変を有する症例を除いて実施した。
結果:研究した108人の患者(94%がグレード2、6%がグレード3)のうち、ほとんどが外科的切除に耐え、18%が補助放射線療法を受けた。SRS治療後1~3年の無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)の中央値が報告された。
結論:これらの結果は、サルベージSRSが主にグレード2の髄膜腫患者において良好な制御率と毒性プロファイルを提供できることを示唆しており、さらなる検証研究が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.04.016
PMID: 38641234
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