原題
First in human Phase I Clinical Trial of Stereotactic Irradiation to Achieve Lung Volume Reduction (SILVR) in Severe Emphysema.
背景:定位的切除放射線療法(SABR)は局所線維症を引き起こすことにより肺腫瘍容積を減少させる。本研究では、重症肺気腫患者における肺容積減少(SILVR)に対する定位的照射の安全と潜在的有効性を評価した。
方法:単一群臨床試験において、肺気腫患者を片側SABRで治療した。有害事象と有効性の結果を評価した。
結果:8人の患者がSILVRを受けた。重篤な有害事象の発生率は37.5%であった。標的葉容積の相対的減少は、6ヶ月後および18ヶ月後に-23.1%および-26.5%であった。FEV%の絶対変化は、BODE指数が低い患者で大きかった。
結論:SILVRは重症肺気腫患者,特にBODE指数が低く実質破壊が少ない患者に対して安全かつ有効であると考えられた。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.049
PMID: 38615887
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