超中心型非小細胞肺癌に対する定位放射線照射:安全と効果の試験(SUNSET)。

原題
Stereotactic Radiation for Ultra-Central Non-Small Cell Lung Cancer: A Safety and Efficacy Trial (SUNSET).
背景:本研究では、毒性を最小にするために、超中心非小細胞肺癌(NSCLC)に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)の最大耐量を検討した。

方法:NSCLC患者に放射線療法を実施したところ、線量の限界は2年以内のグレード3~5の毒性の割合が30%以下であることと関連していた。線量は1日8分割で60 Gyから開始し、ホットスポットは腫瘍計画容積内の120%に限定された。

結果:登録された30人の患者の年齢中央値は73歳で、57%が女性であった。グレード3~5の有害事象を経験した患者は2人のみであった。生活の質は数値的に低下したが、有意ではなかった。

結論:8分割の60 Gyは、超中心腫ように対して良好な有害事象率と優れた制御を示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.050
PMID: 38614279

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