原題
Postoperative radiotherapy results in 192 epithelial thymic tumours patients with 10 years of follow-up.
背景:本研究の目的は,胸腺上皮腫よう(TET)に対して手術及び術後放射線療法(PORT)を受けた患者における予後因子及び失敗パターンを検討することである。
方法:1990年から2019年の間に手術を受け、PORTを受けた192人のTET患者からのデータを分析する。
結果:大多数の患者はステージIIIまたはIVの胸腺腫を有していた。彼らは切除に成功し、ほとんどが50.4 Gyの中央値の放射線量を受けた。10年生存率は62%、無増悪率は47%であった。局所領域再発(LRR)は主に胸膜で38%であった。
結論:TET患者の約1/3がLRRを経験し、前向き無作為化研究の中で高リスク胸腺腫患者におけるより正確な放射線療法の必要性を強調した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110272
PMID: 38614283
コメント