原題
Second Primary Breast Cancer in Young Breast Cancer Survivors.
背景:以前のデータは、40歳未満で一次乳癌(BC)と診断された女性は、高齢女性よりも二次一次BC(SPBC)のリスクが高いことを示唆している。
方法:このプロスペクティブ研究は、若い女性の乳癌研究のために募集されたステージ0からIIIのBCを有する40歳以下の女性1297人を対象とした。遺伝子検査、治療およびアウトカムのデータが収集され、SPBCのリスクは、イベント発生までの時間分析およびFine-Gray部分分布ハザードモデルを用いて決定された。
結果:片側乳房切除術または乳腺腫瘤摘出術を受けた女性685人のうち、17人の患者(2.5%)がSPBCを発症した。SPBCの10年リスクは、病原性変異体のキャリアで8.9%、非キャリアで2.2%であった。
結論:この研究は、生殖細胞系の病原性変異体を持たないBC生存者は、診断後10年以内にSPBCを発症する可能性が低いことを示唆している。生殖細胞系遺伝子検査は、治療法の決定に情報を提供するために使用できる。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.0286
PMID: 38602683
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