原題
Reirradiation With Proton Therapy for Recurrent Malignancies of the Esophagus and Gastroesophageal Junction: Results of the Proton Collaborative Group Multi-Institutional Prospective Registry Trial.
背景:放射線療法後の再発食道癌治療の選択肢は限られている。陽子線治療(PBT)再照射(reRT)は、周囲組織への放射線を制限することにより毒性を最小にする有望な方法である。
方法:以前に光子ベースの放射線で治療された再発EC患者におけるreRT PBTの結果を評価するために、前向き多施設登録を分析した。この研究では、カプランマイヤー法を使用して、局所制御、無遠隔転移生存率、および全生存率を計算した。
結果:2012年から2020年の間に、31人の患者がPBT再RTを受け、67.7%が同時化学療法を受けた。全生存率は6か月で69.1%、1年で27%であった。急性グレード3以上の毒性は患者の23%に影響した。
結論:ReRT PBTは、管理可能な急性毒性と有望な疾患制御を特徴とする再発EC治療の可能性を有する。しかし、患者の予後は不良であり、この集団における長期効果の決定的な評価のためにさらなる研究が必要である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101459
PMID: 38596455
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